東大脳の作り方
あとがきを見てから読むことをお勧めする
著者の体験記が延々と書かれているだけ、ともいえるが、これも一つの教育論なのだろう…と思う。ただし、だとしてもお粗末な部分が多すぎる。
例えば、調べられることを全く調べていない点。著者は自身の母校の教育方針などを書いているのだが、「こういう方針なのだと思う」「こういう狙いがあったのだと思う」などという書き方に終始する。本来、このような形で書くのであれば、取材くらいはすべきである。このようなものが多すぎる。本題ですらこの状態であり、余談となる社会論など、ただのワイドショーレベル。全く読むに堪えない内容になってしまっている。
あとがきによれば、「何か本を出版したくて、そこで自分が書けるのが何なのかを考えてこれにした」とのこと。つまり、伝えたいことなど何もないのである。読む価値はない。
イマイチ
私には自慢話を延々とされているように思えました。東大医学部に受かるのは凄いことなんでしょうけれども、そこから私が学べるようなことはあんまりなかったなぁ。
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題目のネーミングから、東大に入るような賢い頭、考え方、また東大に入れないにしても東大生がもっている思考力とつくるにはどうしたらいいのかと言ったような内容が含まれているものと期待して購入した。
しかし本書は著者の体験談に留まっていて、私には有益な情報は一つも入っていなかった。一番以外には意味がないと言い切る姿勢に、個人的には疑問を感じた。
常に一番を目指すのは一つの生き方であり、一番になることを強調すると、本書に影響を受けた親が子供に一番になることを説き、その子供が著者のように真っ直ぐならいいが、そうでない弱い子は精神的に苦しいのではないかと思う。だから、この考えに偏るのは危険だし賛成できない。
安川 佳美

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発売日: 2006-09-12
発売元: 平凡社
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