子どもの「底力」が育つ塾選び
「良い塾」が世の中を変えるかも。
先日、著者「小宮山博仁」氏が、教育について討論するテレビ番組に出演していました。
そこで、彼は家庭の教育力について語っていました。
家庭の教育力が落ちているのではなく、地域の教育力が落ちているのだというのが彼の主張でした。それならば、彼はどんなことを考えて地域で塾を運営してるんだろう、と気になって、この本を読んでみることにしました。
この本では、「子どもはこんな塾に通わせたい」という章で、良い塾を見分ける基準を示しています。ここに書かれているような良い塾が増えていけば、地域の教育力も復活して、世の中もちょっとは変わっていくかも、と思いました。
著者の言いたいことがギュッと詰まっていて、具体的な内容で分かりやすかったです。
通わせてからいろいろ思うもの
上の子の塾、受験をしてから、すっかり下の子の時はと考えるようになりました。
実際通ってから感じたことを振り返りながらこの本を読みました。
たしかに今の中学受験のテレビでの取り上げ方には不満。
鉢巻締めて掛け声上げて、正月もホテルに泊まり・・・
中学受験はさせたいけど、燃え尽き症候群に我が子をしてしまわぬように
この本をお勧めします。
読んでよかったです
私は、塾業界への就職を考えている大学3年生です。年明けから就職活動が本格化するのを前に、どのような視点で就職先の塾を選ぼうかと悩んでいるところに、この本と出会いました。
この本は、我が子の塾をどう選ぶか、という視点で書かれていますが、私は、自分の教育信念に合致した就職先(塾)をどう選ぶか、という視点で読ませてもらいました。塾で働き始めてから、塾の教育信念と自分の考え方が違うと気付いたのでは遅いですからね…。
ということで、私は著者が想定していなかった読者ということになるわけですが、そんな私でも楽しめて、参考になる本でした。自分がどんな塾で働いていきたいのか、ちょっと分かってきた気がします。
特に面白かったのは、「説明会での質問事項」のページです。こんなこと質問されたら塾は驚くだろうなぁ?と思った反面、そういうことに真摯に答えられる塾こそ誠実でまじめな塾なのではないかと感じました。
小宮山 博仁

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発売日: 2006-12-12
発売元: 平凡社
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